ドイツパンダイエット｜食べ方で痩せる｜食事のやり方を変えるだけで痩せたいなら食で痩せるダイエット

ドイツパンとは

一口にドイツパンと言っても、さまざまな種類があります。
ずっしりと重みのある素材感と、香ばしい香り、噛めば噛むほどじんわりと味の広がる食べ応えのあるところが魅力です。

種類

ドイツのパンは使用する粉の種類も豊富で、焼きあがるパンも形から味までさまざまです。ライ麦のみを使ったパンと、ライ麦と小麦の混合パンはどちらかというと固めでアロマのある種類です。
ビタミンが豊富でライ麦の含有量が多いほどその風味も増します。「黒パン」と呼ばれるパンは荒挽きのライ麦を使用したパンです。パンの色が濃ければ濃いほど、ライ麦殻の含有量が高くなり、栄養価も高くなります。

ライ麦とダイエット効果の関係

ドイツのパンは、豊富なライ麦により、GI値（GIとは糖質の吸収速度のことで、この値が高いほど血糖値が上がりやすくなります）が低く仕上がっています。低GIのため脂肪が付きにくく、糖質の吸収が遅い特徴があります。数値を見てみると、一般的な小麦粉で作るパンのGI値は91となり、ドイツパンだと58まで低下します。

血糖値が急上昇すると、インスリンが分泌されて脂肪が合成されてしまいます。このためダイエット中には血糖値の急上昇を避けるようにすることが大切ですが、ドイツパンを食べることで、通常のパンよりも太りにくいのでそういった心配はありません。ライ麦の形状が残っているパンほど栄養価が高いと言われており、噛みごたえもあることから満足感を得やすいパンとしてダイエットに効果があると言われています。自然と噛む回数が増えるため満腹感を得やすく、過食や暴食といった行為を防ぐことが可能です。

栄養の関係

ビタミン

パンと言えば小麦粉が一般的ですが、ドイツでは小麦が育たなかったため、代わりにライ麦を使用しました。そしてそれがドイツでは一般的に利用され、ライ麦パンのことをドイツでは『ドイツパン』とも呼ばれるようになりました。ライ麦パンは、食べ応えがあるだけではなく栄養化も豊富で、ビタミンB1やB2、鉄分などにより、貧血や疲労に効果があり、カリウムにより夏バテ防止や、飽和脂肪酸も豊富に含まれているので悪玉コレステロールに働きかけて血液をサラサラにする作用もあるため、血液疾患や心臓病や脳卒中などの深刻な病を未然に防ぐことにも期待出来ます。

食物繊維

パンなのでダイエット中は炭水化物が気になりますが、小麦粉が主成分のパンとは違い、食物繊維が豊富なので腸内環境を改善し、便秘解消に繋げることが出来ます。
例えば、食パンとライ麦パン（50％）は同じカロリーですが、食物繊維は100gあたり食パンは2.3gに対し、ライ麦パン（50％）は5.6gも含まれていますライ麦が100％含まれる場合は10gを超える食物繊維を摂取出来ます。食物繊維は消化を促進する作用、腸の働きを活発にして便秘解消など、食物繊維が脂肪の吸収を抑えるため太りにくい体質を作れます。

低カロリー

ライ麦パンのカロリーを低いことでも知られています。食品成分表のライ麦パン100gのカロリーは、264kcalで、ライ麦と小麦粉の割合が半分ずつの指数となり、ライ麦が100％のライ麦パンの場合は、カロリーが100g、187kcalとなります。ライ麦の使用率が高いほど、低カロリーとなります。

いつも食べているパンを、噛みごたえがあり、栄養バランスも整っているライ麦で作られたドイツパンに変えて、減量生活を始めてみてはいかがでしょうか？